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コンゲツ ノ イチマイ

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後ろのもしゃもしゃの、雲海のような、きんとんのような、猫じゃらしの集まりのような、なんだろな、これは ? 
もうふかふかそうで、心地良さそうで、ここにぴょーんと飛び込みたいくらいなわけで。
おそらく、顔面強打間違いないのでしませんよ。 
この背面の心地よさとは裏腹に手前のアクロバティック感ときたら、、 ! 

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おまけにもう一枚。これは、柿の木かな?
浮羽のお母さんの実家は農家で、たくさんのフルーツで囲まれていた。
あの季節になると寒い寒い言いながら、
ラジオを流しながら小屋でいとこ達とお手伝いして
ここで生まれるおばちゃん達の会話がそこはかとなく面白かった。
時間がくれば、腰をおろして苦手な和菓子とあつあつな緑茶で
お菓子を前にまたゲラゲラ笑うみんなを眺めるのが、大好きでした。
少し離れた町に住んでいたから、大体いつも出来上がった
大きくぷりっとした柿の個包装をお手伝いしてて、この写真のように小さな柿を知らなくて、
おじいちゃんやおばあちゃんが生きていた時にもうちょっと、
いろんな時や角度の柿を見ておきたかったなーとか、、 
iさんのこの1枚の写真より、
果物達がつくってくれてた優しい時間を思い出したのです。

全体的にオーバーで撮られてた iさん。
アルバスの機械で画像が読み込むか読み込まないかすれすれな程。
意図したものかは分かりませんが、この感覚というのは
なかなか表現できなくて
どんな設定で撮影したのかとっても気になります。
そんな1枚1枚が映画のようで
プリントしながら、”そだなーなんてタイトルにしようかねー。”なんて想像したり。。

iさん、楽しい時間をありがとうございました。
( iさんfilm : FUJIFILM PRO400H )
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