albus|ご飯も食べれる「まちの写真屋」

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無用の用

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中田です。
桜より梅、濃いピンク色のが好きです。

きちんと報告するのが随分と遅くなってしまいましたが、3/31をもって私はアルバスを退職いたしました。
私がはっきりと言えなかった理由は大体100個くらいあって、ひとつめは4月になってからもアルバスでの仕事が入っていること、ふたつめはそのために福岡を離れる実感が湧かなかったこと、みっつめはとにかく公私ともにバタバタしていたことです。

3/8の『じゅんさんのひとりカタリバ』や、3/15の最終出勤日(と言いつつ4月もいます)を始め、私が退職すると知ってわざわざお越しくださった方々、電話やメールや手紙やツイッターの返信や写真をくださった方々、私のために貴重な時間をありがとうございました。
誰かにこんなにも思ってもらったのは生まれて初めてです。
とても嬉しかったです。

嬉しかったのですが、最後の特別な日だけじゃなく、今までの普通の日常を忘れたくなくて、大事にしたくて、できるだけいつも通りを装っていました。
戸惑って失礼な対応をしていたかと思います、ごめんなさい。

また、落ち着いてじっくり考える余裕がなく、最後のブログが新年度になってからという間抜けな展開になってすみません。
ちなみにこれ、4日間かけて書いています。

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さて。
ひとりカタリバでは、好き勝手喋らせてもらってありがとうございました。
私を形成しているものの内、「写真」以外の要素が余りにも多いので、その辺を開放できたのがとても満足でした。

ただ、人様にお見せできるような作品を普段撮ってなかったのは反省点です。
スライドじゃなくてトークライブにしておけばよかったですね。

普段から、世の中に何かを訴えたいがために写真を撮ることはなく、特定の相手のために撮ってあげたいか、自分の趣味や記録か、なので、第三者が見て面白いと思えるものは何もないんじゃないかと、自信がなくなってしまいました。

でも、特定の相手を喜ばせる写真は自信がありますし、もっと上手くなりたいし、もっと喜んでもらいたいし、褒められたいし、何より写真を撮るのは面白いです。

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いやしかし、こんなにも多くの方が私のために会いに来てくださるというのは衝撃でした。
完全に想定外でした。

アルバスでは、酒井さんはオーナーですし、山下さんはラボの顔ですから、二人が目的で来られるお客さんはたくさんいても、私にご用のある方はまあ稀なことだったので、この日は脳が半分ストップしていました。
それでもみなさんにこにこ笑顔で温かく接してくださって、本当にありがとうございました。

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質疑応答のコーナーで、「アルバスで学んだことは?最後にみなさんに伝えたいことは?」という質問をいただきました。
緊張しすぎて上手く答えられなかったので、改めてここに書きます。

何事もそうですが、表現者でなくとも、自分から生まれるものには自分の生き様が現れます。
どんな生き方をしてどんな表現をするかは自由です。
その選択さえも生き様だと思うので。

私の場合は、なるべく多く幅広くのものの見方や価値観に触れたいと思っています。
どこかに偏った場所に居続けるのが苦手なので、端と端をできるだけ広げて、自分の振れ幅を大きく持ち、(一番心地良い場所はあったとしても)その中のニュートラルな位置を把握しておきたいのです。

私は真っ直ぐに写真の道を歩んできていません。
最初は絵を描いていて、映像の勉強もして、挫折して写真に来ました。
写真をしながら、粘土も捏ねていました。
写真集よりマンガや音楽CDを買うことの方が多いです。
写真好きの友達は2、3人しかいません。
最近は植物や歴史に興味があります。

写真と関係のないことばかりですが、それでいいと思っています。
全てが私になり、全てが私の写真に還っていきます。
写真のためにと敢えてそうしているわけではなく、好奇心に対するフットワークが軽すぎる性格のせいですが。

何かを知ると、そこから更にいくつかの事柄に繋がります。
それが例えば好きなものなら、ねずみ算式に好きなもの増えて、人生大体何でも面白くなるので幸せです。
ものの見方であれば、いくつもの方向から考えられるのでより良い答えが出せるし、問題も解決しやすくなります。
ひとつがつらい時には、たくさん逃げ場があります。

アルバスで様々なお客さんと接することができたのは本当によかったです。
スタッフや一緒にお仕事をさせていただいた方々も、私にはない部分をたくさん持っていました。
知らなかったたくさんのことを仕事やみなさんから教えてもらいました。
自分の振れ幅がかなり広がったと思います。
ありがとうございました。

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◎写真を撮る人へ

いろんな人や物事にたくさん触れてください。
百聞は一見に如かずです。
興味のあるものには積極的に関わってください。
そのチャンスは二度とないかもしれません。
全部とうまく付き合う必要はありません。
苦手だなと感じたら、そう感じたという経験値だけで十分です。

好きなものを増やして深めてください。
そうして、あなたの全身で、あなたの写真を撮ってください。

◎写真を撮らない人、写真に写る側の人へ

あなたが写った写真をたくさん残してください。
真面目なのでもふざけたのでも何でもいいです。
写るのが苦手な人も残してください。
ありのままのあなたで十分です。

今あなたがその写真を必要としていなくても、将来、それがあなたやあなた以外の誰かにとって、かけがえのないものになる時が来ます。
写真の価値は今よりも未来にあります。
今日のこの一瞬のあなたが、未来のあなたにとっての自信や肯定になり、存在の理由や証明になり、時代の記録になります。

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小さくても確かにここにあったことを高らかに叫ぶ行為。
それが私にとっての写真かもしれません。

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福岡に越してきて丸4年、アルバスで働いて3年7カ月。
アルバスでの日々が福岡そのものでした。
みなさん本当にありがとうございました。

アルバスは緩やかに新しい形に変わっていくのでしょうが、これからのアルバスもよろしくお願いします。
生きてさえいれば、また会えます。
なのでみなさんも私も、これからも笑顔で健康に生きましょう。

またね!

  • 中田
  • 2014年04月02日

湯は別府

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中田です。

好きなサスペンスは湯けむり系より寝台列車系です。



現在アルバスで開講中の写真スクールは、F_dデザイン塾の石川博己さんを講師にお迎えしています。

F_dで企画されている大人気の「レトログラフィ」というツアーがあるのですが、今回スクールの講義のひとつである撮影会とレトログラフィをドッキングした結果、なんとも豪華な撮影ツアーができあがりました。


12/1(日)

別府レトログラフィ

http://creative-tour.fddj.cc



今回の舞台である別府、私にとっては少し淋しい思い出のあるまちです。


私が地元の高知から福岡に越してくる時、愛媛の八幡浜から別府行きのフェリーに乗ってきました。

あの日は、これからの新生活に対する期待よりも不安の方が大きく、大好きな地元を半永久的に離れることが何よりも悲しかったのでした。

どんより曇り空と黒い海の中から、煙った別府のまちのシルエットが滲んできて、フェリーを降りた後、つんとした硫黄の臭いを感じながら、カーナビのない高知ナンバーの軽で、道路標識だけを頼りに、霧の別府から夕暮れの福岡まで涙を拭いながら走ったことが、昨日のように思い出されます。


そんな淋しい思い出は、今回の楽しい思い出で塗り替えようと思います。

海地獄が楽しみです。

昔のネーミングセンスはぶっとんでていいですね。


ちなみに。

石川さんにとっての別府はこんな思い出なんだなあ。

みなさんの「別府」もぜひ聞かせてください。



レトロなまちはフィルムが似合う気がするので、私はフィルムカメラも持って行きます。

バスの中でフィルムや使い切りカメラの販売もしますよ。

(レクチャーはマニュアル撮影ができる一眼レフで行いますので、使い切りカメラはフィルムで遊ぶ目的で、ということで。)



まちの歴史を知ればそのまちがもっと身近に見えてきます。

写真のしくみを知ればその写真がもっと心を伝えてくれます。


みなさんのご参加、ぜひお待ちしています!

  • 中田
  • 2013年11月20日

テレビに出ます

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中田です。
ラジオのハガキ職人になりたくて、携帯電話いらないからFAX付き固定電話を買ってほしい、と親に懇願したことがあります。


急なお知らせですが、明日22日(水)、アルバスがテレビで紹介されます。
ひとつは、KBC九州朝日放送10:45〜11:40『サワダデース』
もうひとつは、J:COM福岡エリア11:00〜/15:15〜/23:30〜『とれたて!街かどTV』(3回流れます)

『サワダデース』では、私が子ども写真を撮る時に意識していることを紹介させていただきました。
モデルの女の子が元気で楽しくて、私の方がはしゃいでしまいました。
お気に入りの写真が撮れたら、グリーティングカードキャンペーンでハガキを作って、ぜひ暑中見舞いを送ってみてくださいね。

『とれたて!街かどTV』は、以前私が家族写真を撮らせていただいたカメラマンさんが収録に来てくださいました。
なので、番組をご覧いただいた方限定の、お得な特別撮影プランをご用意しています!
レポーターの「マイクロバス」のお二人をはじめ、J:COMチームがとても面白くて、たくさん笑わせてもらいました。

どちらも明日22日(水)です。
ぜひご覧くださいね。
  • 中田
  • 2013年05月21日

分身

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中田です。
歌手デビューするならソロよりバンド希望です。


本日は私のソロ店番の日で、そしてトレネさんもお休みだったので、いい天気だけどちょっとしんみりしていましたら、12時のオープンとともにお客さんがやってきました。

「こんにちは、絵を描きにきました」

八女のショップ・Muffの山ノ内さんです。
山ノ内さんは去年のイベント「FILM FILM FILM」でお世話になって以来、数ヶ月ごとにalbusの窓にイラストを描きにきてくださっています。

それでは、ライブペインティングのはじまりはじまり。


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まずは、白いマーカーでぐりぐり塗りつぶしています。
前回は「with THE MOUNTAIN」に合わせて山のイラストでしたが、今回はどうなるのでしょうか。
キュキュキュ、というマーカーの音が「ヒバリのさえずりみたいだね」とお客さんがおっしゃっていました。

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お!人物ができてた。
ペン先、布、指先を使って、細かい部分を描くというよりは消しています。
木炭デッサンのようです。

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そして16時、完成です。
下書きもなしにすごい!
こうして並んでもらうと、みんなどことなく山ノ内さんに似てますね。
その人が作ったものにはその人が表れているなあ、といつも思います。
私の写真にも私は表れているんだろうか。


明後日7日から、写真展「PORTRAIT!」が始まります。
そして窓にはポートレート風の4人の渋いイラスト。
どちらもぜひ見に来てください。

山ノ内さん、ありがとうございました。
  • 中田
  • 2013年03月05日

魔の巣

2012101012330000.jpgのサムネイル画像

中田です。
ドリンクバーに梅昆布茶があるファミレスが大好きです。

大学時代、深夜のファミレスは特別な時間でした。
写真を撮っても撮っても何も見えて来なくて、身体を動かすより頭で考える方が多くなって、やる前から"ダメだ"が見えて来て、身動きが取れなくなったら、友達を呼び出してファミレスへGOです。

人に見せて話していると、自分の現状を理解できて、次やることも見えてきます。
行き詰まった時に話を聞いてくれる友達との時間は、本当にありがたかったのです。
夜明けとともに私の頭も明るくなっているようでした。

写真を撮ることは、深く自分と向き合うことだと思います。
でも自分は、自分以外の何かによって作られます。
外部からのいろんな刺激は受けた方がいいです。

とわかっていても、私は自分一人だとすぐサボります。
身近な仲間がいないとやる気も出ないし嫉妬もしないし気晴らしもできません。

そんな私が毎月「写真のカタリバ」という時間を設けています。

カタリバは写真スクールの延長ですが、決定的に異なるのは、私も含めお互いに学び合える場になるよう、誰もが教わる側でもあり教える側でもあるところです。
私は先生ではないので、ぎこちない回やあんまり役に立たない回もあったかもしれません。
それでも生身の人間とのコミュニケーションは必要だと思って続けてきました。
振り返った時に後付けでもいいから意味ができていることを期待して。


今月は10/22(月)19:00〜、カタリバ改め『写真のカタリBar』です。
以前より要望の多かった、アルコール入り平日開催にしました。
ナイスネーミングでしょ。

自分の写真をいっぱい持ってきてください。
(50枚以上としてますが、そこそこセレクトしたものを50枚持ってきてくださいね。デジカメの方は特に。)
机いっぱいに広げてみんなで見ます。
自分の写真がどんな印象を持たれてるのか、また、自分の撮りたい印象にするにはどうしたらいいのかなど、みんなで考えられたらいいなと思います。

遅刻早退OKですが、事前にご予約ください。
軽食をご用意しますので早く来ないとなくなりますよ〜。笑

自分の写真に悩んでる人、悩んでる人に喝を入れられる人、自分の気持ちを伝えたい人、お待ちしております。

  • 中田
  • 2012年10月10日

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