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最新ニュース / ショップからのお知らせ

取材ウィーク

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アルバスの記念写真。最初の1カット。遠距離恋愛の2人が30歳の記念にと撮影に来てくださった。
今週は、テレビの制作会社の方が2組来られました。さすが芸術の秋。各番組で写真が取り上げられるのはうれしいことです。丁寧にお話を聞いてくださる方、所見と感覚でイメージを作り上げられる方、どのディレクターもそれぞれ個性がありました。そして、西日本新聞社の方も、家族写真について取材してくださいました。実際に、撮影現場まで来てくださり、お客さんのお宅も一緒に訪問。熱心に取材してくださる姿勢に頭が下がります。「伝えたい」という気持ちが同じなだけに、やはり心強く、さらに仲間意識まで芽生えたり。(私が勝手に)
取材を受けるにあたって心がけていることがあります。取材はうれしいし、とてもありがたい反面、編集によっては自分たちが伝えたいことが伝わらなくなってしまう可能性があります。テレビが伝えたいストーリーと、この街でずっと居続けるお店の在り方は違って当たり前。だから取材を受けるときも言葉を選びながら慎重にお話しするようにしています。
ゆっくりのんびりしっかりていねいに。
芸術の秋がすぎると、大忙しの冬があっというまにやって来そうです。

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写真家って何だろう。清水恒治さんのアトリエから学ぶ

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アルバスにも良く来てくださる清水さん。清水さんとの出会いは一年前。
息子さんに、「父が作ったアルバム」と、子どもの頃の思い出を聞かせてもらいながら素敵なアルバムを見せてもらったことをきっかけに、父である清水恒治さんにお会いするのが待ち遠しかったあの日。その頃は思いも寄らなかったのですが、なんとお家にお伺いさせていただきました。
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写真の本がいっぱい。私が写真を始めるうんと前からの本がずらり。本棚を見ているだけでもとても勉強になります。
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コンタクトシート(またはベタ焼き)。自分で焼くんですよね、これ。結構大変な作業です。でも少し前まではこれが主流だったんですね。私も学生の頃を思い出しました。いい時代に写真を学んだ気がします。
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写真家の清水さんです。御歳77歳。現役。
とても尊敬している写真家の一人。福岡の繁華街、若者が集う大名の街で、今も作品撮りをされています。カメラを片手に外国人の若い人ともお友だちになってしまう、ユニークでセンスのある方。
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これは撮影ノート。今はデジタルカメラが記録してくれていることが多いけど、昔はノートに書いていたんですね。一つ一つ丁寧に。どんなふうに撮影して、そのときどんなことを感じたか。さらに撮影する前にも、どんなふうに撮影しようかとスケッチ画を描かれていたそう。びっくりしました。
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カレンダーは清水さんの作品
そうやって撮影された写真を、老舗ギャラリーにストックして、企業やお客様が買われるそうです。これはパイオニアというメーカーがカレンダーに収めた一枚。横に長いのは、パノラマではありません。6×17(ロクイチナナ)というサイズなんです。今ではこのサイズで写真を撮る人がいるかどうか。貴重な写真です。
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これがそのカメラ。今でも使える、と話してました。
久しぶりに顔を出したカメラが、「撮影に行きたい」とこっちを見ているように思います。世界中を飛び回ったカメラ。ここで出会っているのが不思議です。
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アトリエでいろんなものを見せてもらいながら、ふと興味をそそられた写真。カメラ自身も満足気に写っていますよね。こんなふうにカメラが似合う写真家になりたいと思いました。
写真家って、写真家という場があって、カメラも写真も人も喜んでそこに集まってくる場のことを言うのかなぁ。清水さんのアトリエはそんな居場所でした。

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アルバムの日

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毎月6日をアルバムの日にしています。アルバムを作りたくても作る時間がない方や、写真の整理をしたい方、アルバムをどうやって作るのかわからない方も、この日はみなさんのアルバムづくりを一つ一つ悩みを伺いながらお手伝いします。もちろん、作って!と持って来られるのもOK。アルバスに任せてもらえるならぜひ。お茶を飲みながら、お子さんと一緒に、もちろんお父さんもお待ちしています。予約制なのでお早めに。

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撮影会の真相

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アルバスがオープンして1ヶ月。川内が出勤して数日が経ったあの日。
グリーンランドの撮影会を企画しました。
理由はいくつかあって。
まず、撮影会を写真技術を習得する場ではなく、思い出を作る場として企画したかったということ。仕事のことをちょっとだけ忘れたり、子どもの感覚に戻って思いっきり遊園地で楽しんでいるところを、だれかが撮影して、その写真を本人へプレゼントしたい。そう思ってグリーンランド(遊園地)に。
そして、アルバススタッフの川内が9月末で卒業するので一緒に思い出を作りたいなと思って。彼女とは一年間じっくりゆっくり一緒にアルバスをつくってきました。彼女なしではアルバスはありません。(一年前の彼女が来たときのダイアリー)だから川内が「行きたい!」となぜか突然言い出したグリーンランドに、私も行ってみたくなったんです。今回の撮影会は半分彼女が企画しました。
それときっぷら。
これは西鉄さんが、アルバスと一緒にきっぷらで撮影会を企画できないかな?とご相談に来られて。それにしても、10人程度の撮影会の企画なのに、大手西鉄さんがここまで熱心に考えてくださるのがうれしい。一緒に企画を手伝ってくださっている読売広告の方にも本当に頭が下がります。お2人とも写真が好きで、前回は撮影会にも参加してくださって。仕事だけではないつながりが生まれて、さらに素敵なHPまで作ってくださる気持ちがうれしくて、今回もきっぷらがいいね、ということで企画をしました。
そんなこんなで、いっぱい理由があります。新しく入った中田じゅんこさんも(酒井と同じ歳で、写真館で4年間働いていたカメラマン)紹介したいな、とか。
ま、全部アルバスの勝手な思い込み企画なんですけど、もしおつきあい頂ける方がいたらぜひ。
決定的瞬間!ファンタジック撮影会はコチラです。

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No.001 下関の写真屋『アオイカメラ』−写真屋で考える

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『下関の写真屋「アオイカメラ」の津志さん』 写真:酒井咲帆
「写真屋を考える」というプロジェクトを行ったきっかけで、私も自分の写真屋と同じように他の写真屋さんのことを考えるようになりました。どんなふうに写真屋が生まれて、そのまちの人とどんな歴史を紡いでいるのか。と、大げさなことではないにしろ、きっと写真を通じていろんな出来事が生まれているはず。そんなことが聞きたくて、写真屋さんを巡るようになりました。
下関の写真屋『アオイカメラ』
久しぶりにお会いしました、オーナーの津志さん。とっても素敵な男性です。見た目も、心も。アオイカメラさんは、お客さんも入れるような位置に、プリンターを配置しているので、よく知っている人は自分のプリントを焼いているときにちょっと覗かせてもらうこともできます。運がよければ、「どう?焼いてみる?」なんて話しもしてもらえるかも。津志さんは、カメラマンでもあり、色にも情熱を注ぐプリンターマン。『下関一、写真の色にこだわりがあると言っても過言ではないと思います。(お客さん談)』と、この話しをしに、はるばる下関からアルバスまで津志さんを紹介しに来てくださるお客さんもいるくらいですから。
ギャラリーも隣接していて、ご本人の作品も展示しています。「昔ながらのスーパーなので、空きテナントもあり、寂しい雰囲気だよ」と津志さんは言いますが、昔の面影が残る、不思議な匂いのするスーパーで、空きテナントもみんなで改装すればいい雰囲気になるんじゃないかなと思い、いつかアオイアルバスギャラリーを一緒に作りたいなと密かにあの場所を狙っています。笑
いつかアオイカメラさんと撮影会を企画して、アオイさんから撮影技術を習得できればうれしいなぁ。近いうちに、ね、津志さん。

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『きっぷら』で写真デート

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西鉄電車が販売している『きっぷら』(歌が流れます!)と一緒に企画した、写真デートの写真を掲載してもらいました。今月も、『きっぷら』を使ってみんなで思い出の旅をする予定。さて次はどこへ行こうかな?
ちなみに写真デートとは、『写真屋を考える』の中で九州大学の院生と一緒に考えたワークショップ。「カメラや写真は人と人をつなぐ媒体となりえる」という写真が持つコミュニケーション力について着目し、その可能性を実感してもらう企画として開催しています。
そしてもう一つのメリットは、企画者の写真技術が問われないというところ。(笑)
写真の善し悪しは、そのときの思い出に比例するということもあるかもしれません。いい思い出をみなさんと一緒に作れたらいいなと思い、これからも写真デートを続けていこうと思います。
7/24の写真デートの様子

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