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ベルリン写真留学日記 vol.2 ーTOMOHIRO HANADA

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インターンでアルバスのお手伝いをしてくれていた花田くんの文章を読むだけでとっても刺激的です。(花田くんの紹介はこちら / 留学日記 vol.1はこちら

国籍はバラバラ

学校が始まりました。

クラスメートは僕を含めて15人。

アメリカ人2名を除いてすべて国籍が違います。イタリア、スペイン、オランダ、トルコ、フランス、ロシア、スイス、イラン、デンマーク、アメリカ、ドイツなど国籍は様々です。多過ぎて残り2名の出身国を忘れてしまいました。笑

とりあえずさすがインターナショナルクラスです。年齢も様々、20歳くらいの若い子もいれば40歳くらいで他の仕事をしながら写真を学びたい大人の人もいます。平均して30歳くらいでしょうか。

授業は、すべて英語で話します。アメリカとイギリスに5年間いたので余裕かなと思っていましたけど写真の専門用語を覚えなければいけないので少し苦戦しています

基本的に学校は、凄く自由です。予約をすれば写真スタジオを無料で貸してくれるし、パソコンも使い放題、暗室作業も学校で24時間やれます。アナログのカメラも貸してくれます。

喉が渇いたら学校でビールまでも買えます。さすがビール大国ドイツです。笑

授業内容は、プロフェショナルフォトグラフイー、テクニック、レタッチ、歴史など色々とあるんですけど、基本的には、撮影をしてきたものを見せて、プレゼンの仕方、写真についてみなでデイスカッションをどの授業でもやっています

この前、面白かったのはクラスメイトが撮ってきた写真を見て、自分ならどういうふうな構図で撮るか絵に描いてみるっといった内容でした。みんなのアイデアも聞きながら進めるので視野が広がりそうです。

授業時間は、10時から17時までで合計7時間です。

二週間に3日間で進めるというなんとも緩いペースでっと思っていたのですが、ゆっくりする暇がありません。それは課題を提出していかなけれならないからです。授業は5ヶ月あるのですが一ヶ月に1つか2つプロジェクトを終わらせなければいけません。

こちらが課題です。

課題

1ピンホールカメラを使っての撮影 室内と外

2マテリアル撮影

 アナログカメラを使って、グラス、木、プラスチック、メタルを撮影(白黒)

3クラスメイト14人のポートレイト撮影

4 Tempelhof feldを撮影、レイアウト(最低10枚)

 カタカナでテンプルホールフィールドと言います。昔の空港を、建物や滑走路

 そのまま公園としてのこした貴重な場所。とりあえずめちゃくちゃでかいです。

(建築物を壊して、新しく作るのでわなくリサイクルする考え方が好きです)

5音楽写真(一つの音楽がらインスピレーションを受けて、自由に撮影)

6自由課題を2つ提出

7自分のポートフォリオを作成、リポート付きで提出

まだ、ベルリンに来て一ヶ月も経っていませんけど、本当に来て良かったなという気持ちです。それは、生まれ、育ちも違う国籍をもった人がこの学校を通じてつながり、人それぞれ目的は違うけどみなで写真と向きあっていける環境に出会えたからです。これからドイツは寒くなるみたいですけど楽しんでいきたいです。

最後に、写真はMauer Parkというベルリンの公園でカラオケをしている時に撮ったものです。日本とは、違うスタイルでみな楽しんでいます。歌が上手い人も、下手な人もみな恥ずかしがらず歌を歌い楽しんでいるところが素敵でした

TOMOHIRO HANADA

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