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ベルリン写真留学日記 vol.3 ーTOMOHIRO HANADA

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インターンでアルバスのお手伝いをしてくれていた花田さんの留学日記。ドイツの写真事情を体験談として細かく教えてくれます。ぜひご愛読くださいませ。(花田さんの紹介はこちら/留学日記 vol.1はこちら留学日記 vol.2はこちら

人生初の展示会

学生合同の写真展示会をさせて頂きました。学校で写真を展示して友達を連れて来たり、だれでも見にこれるようなオープンな交流会でした。

僕の作品は、今自分のクラスの中で与えられたプロジェクトであるテクスチャーの作品です。メタル、プラスチック、ウッド、グラスをアナログカメラを使っての撮影でした。僕の場合は、被写体に出来るだけよって写真を撮りたかったのでマクロレンズを使いました。

その中のウッドとメタルを展示することができました。残念ながらプラスチックとグラスは、他2つとの関係性が良くないので省かれてしまいました。すぐに連想できないとだめみたいです。プラスチックは水のボトルの作品でしたがプラスチックとうよりもボトルであり、グラスは、ドイツにある細かなガラス模様のある窓ガラスを撮ったのですが他の作品にくらべてデイテールが違った作品のように見られました。

英語の言葉でobviousと言う言葉があります。意味は、明確で、見てわかりやすいという事でも使われています。写真の作品をやる上ですごく重要であるkeywordだと学ばさせて頂いています。

今回の作品は、現像からプリントまですべて手作業で進める事ができました。手間をかけた分、自分が思い描くプリントができたかなと思っています。

白黒フィルムの撮影は今まで撮った事がないので、最初は、どのように写るのかがイメージできなかったので、デジタルカメラで一度気になるものを、撮影して白黒にしてどんな感じに仕上がるかというのを確認しながらプロジェクトを進めていきました。なぜカラーで撮るのか、なぜ白黒で撮るのかという今ではカラーがあたり前である世の中でこれからのプロジェクトで視野を広げて進める事ができると思っています。

物を撮る事、人間のように生き物ではないので、瞬間的な表情を撮る事はなく時間をかけて撮る事はできましたが、物のどういったデイテールを写真に収めたいのかという事を初めて考えさせられました。以前は、感覚的にシャッターを押していただけだったのでこれも良い勉強になりました。

なんか、展示会のレポートになってしまってすいません。笑

ちなみに、写真を壁に掛ける高さは、ドイツでは168センチが基準でした。日本では、何センチが普通なのでしょう?平均身長が低いと写真を飾る高さも低くなるのでしょうか?

先週、ベルリンのヘルムトニュートンミュージアムのキューレターの方と話す機会を与えてもらいました。次回のブログで書こうと思っております。

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