木枯らしが吹きすさぶころとなりましたが、皆様いかがお過ごしですか。
今日の福岡は岩塩のような雪が降っております。 寒い!
10年以上写真を続けて、いまでも気持ちにフィットする保存方法がないかと模索中の山下です。
一度気に入ったら一生使いたい癖なのですが、一時期使用していたのは廃盤に。
その情報に意識朦朧になりつつようやく出会ったのが、オーナーの酒井が教えてくれたコクヨのネガファイルです。https://albusphoto.shop-pro.jp/?pid=149963921
とっても使いやすくて、ファイルに収まっていくネガを眺めるのが楽しくなるほどちょうどいいデザインでアルバスでも販売しております。
店頭でご紹介しつつも、他にもたくさんの方法があるはずで、
お薦めしているけれど、この方法だけじゃないからね!と迷ってほしくて(知ってほしくて)、
長くなりましたがそれぞれにあった保存方法を今回ご紹介できたらなぁと・・!
第一号!
グラフィックデザイナー、兼フォトグラファーとして活動している古内一平さんの保存方法を教えていただきました。
いくつかこの方法について聞かせていただきましたので、どうぞです!
現在の保存方法になったきっかけを教えてください
–当時よく利用していた現像所のコンタクトプリントがFujiやコダックの四切りの箱に入って郵送されてきていました。
その箱に入った状態で保存を始めたのがきっかです。
フィルムメーカーのプリント用紙が入っている箱ってそもそも保存箱として作られているはずだから、それで保存するのがベターだと思ったんです。
それからそのプロラボオリジナルの保存箱があって、それで保存しています。
*コンタクトプリントとは・・・カラーネガフィルム、モノクロフィルムを直接印画紙の上にのせてフィルムの大きさそのままに印画紙に焼き付けたものを呼びます。アルバスでも受付できますよ。(カラー1300円・モノクロ1600円)
活用してみた感想はいかがですか
–プリントを平な状態で保存できるので、歪みが発生することも気にする必要がないのは安心です。
どちらで購入してる?
–ひ・み・つ (ちぇ!! BY:山下)
どれくらい収納できますか?
-おそらく四切りが50枚はできるのでは?
ただ、防湿剤を入れて保存したいので、5枚ほどしか入れません。
これまでの保存方法の経歴・失敗談とか
–とくに失敗はないです。
こんなのあったらいいなぁ保存方法
–とくにはないですが、プリントやフィルムの劣化原因である紫外線や湿度、酸化から守ってくれるものがあればいいなと思います。
以上になります。
ネガ達がこの箱で健やかにのびのびと過ごしてるのは、
一平さんの写真に対する思いと、計算された箱に、シリカゲル(毎度キシダシゲルと言いそうになる!)に、暗闇に、様々なアイテムがネガを守ってくれていて、これだったら10年後に焼いても鮮度を保ち綺麗な写真に再会できるだろうなぁと感じました。
一平さんと喋っているといもづる式にアイデアが出てきたりと、よく学ばせていただきます。
聞かせていただくうえで、私がフィルムを撮っている中で大切にしたいことってなんだろう。
そんなことを問い直す時間になりました。
参考になりましたでしょうか!
今後も、それぞれにとって心地いいなと感じてもらえるようなきっかけを様々な形でご紹介していこうと思ってます。
ぎゅ、牛歩になりそうですが、、、 モォォ〜〜 : )