富士山須走口七合目山小屋「大陽館」で毎年繰り返される小屋を開けてから閉めるまでの5ヶ月間の暮らし。それを40年続ける館主の関次廣さん。その関さんが山の上で呟く言葉の真意は、、本書はそこで600日間共に過ごした写真家 山内悠の写真と文章で綴る小屋での暮らしの物語です。
今回のイベントでは写真家本人による写真や映像をもとに、館主の関さんを迎えたトークを行います。
富士山で実際に起こる出来事や現象を現場で40年以上もの歳月を通して見続けてきた関氏。「山小屋は自然の世界と人間の世界の交差するところ」という本文中の言葉にもあるその真意を探りたいと思います。
【出演】
写真スライド&トーク:
山内悠(著者 写真家):関次廣(著者 富士山須走口七合目山小屋大陽館館主)
【プロフィール】
山内悠(写真家)
1977年、兵庫県生まれ。独学で写真をはじめる。
スタジオアシスタントを経て、2004年より本格的に作品制作を続ける。2010年、写真集「夜明け」(赤々舎)を刊行。国内外で展覧会を続ける。現在長野県在住。
関次廣(富士山須走口七合目山小屋大陽館館主)
1948年生まれ。逗子育ち.山小屋『大陽館』館主歴40年。海上自衛隊を経て富士山へ。8合目にて山小屋に勤めるなか、閉まっていた七合目の『太陽館』を臨時で開けた事が切っ掛けで管理人となる。後に『大陽館』に変更。
【開催概要】
会期:2014年11月1日(土)
会場:ALBUS
時間:開場17:30/トーク18:00~19:30
料金:1000円
※当日に本書「雲の上に住む人」をお買い上げ、または持参の方は500円
「雲の上に住む人―富士山須走口七合目の山小屋から―」トークイベント
2014.11.01
SHARE