たまに訪ねてくれる子どもがいる。寄り道を禁止している学校が多いので寄り道とは呼ばず、帰り道の報告とでも名付けておこうかな。
「今日もちゃんと学校に行って、いろいろ学んできたんだよ」という報告と、「○時に、ここ(albus)に来た」という報告(証し)にもなっている。子どもがちゃんといつもの道を通って帰って来たというのは、親や先生が監視して確認するわけにも行かず、もしそれができたとしてもとても息苦しい。親や先生から離れて、いつもとは違う大人と出会うことも、きっと子どもの学びになるはず。もちろん大人の学びにも。
この日は、アルバスの2階で開催している写真展に誘ったら、一つ一つの写真集をじっくり見てくれた。感想帳にも記帳して。(後日これを読んだ作家はとっても喜んでいました)
これからもお互い(大人や子ども、作家や観る人、etc)にとって、いい出会いを作っていきたいな。
子どもたちの帰り道
2011.07.09
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