今年から福岡市都市景観賞の審査委員になり、審査会に初めて参加してきました。建築やランドスケープデザインに詳しい先生方と一緒に、自薦他薦を問わず選ばれた景観を見に丸一日の弾丸ツアーへ。事前に丁寧に集められた資料をもとに、現地でお話を伺ったりしながら、それぞれの街にあった景観であるか、そこから何が生まれているか、などを感じ取りに行きました。
私は建築・景観のプロではないので、市民目線、写真目線で感じたままを評価しました。きっと審査員によっても審査は少なからず変わるのでしょうが、今年は今年なりに、真剣な話し合いで選ばれていると思います。とくに、建物や空間、土地や居場所は、人によって活かされ、生き、新たに産まれるという意味で、街をつくっていく活動についても注目しています。
この景観賞そのものも、街にいかされるものになってもらえればと審査を通じて改めて思いました。