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コンゲツノイチマイ-2021年3月-

気づけば1年くらいお休みしていた「コンゲツノイチマイ」久しぶりの更新です。
今回ご紹介させていただくお山の写真はいつも郵送で現像に出してくださる平野さん。
場所は、鳥取県の伯耆大山(1,729m)と、中央アルプスの木曽駒ヶ岳(2,956m)

木曽駒ヶ岳
木曽駒ヶ岳

この光景は、近隣ではなかなか見ることはできなく、
1月の雪がちょっと降った時の町を歩く自分の足腰のへっぽこ具合の記憶がちらつきますが、
雪山となるとどんな感じなんだろうなぁ。すごいなぁ(あぁ、白目に、、)

伯耆大山

シャーベットのような、シャリシャリとした足音が聞こえてきそうです。

伯耆大山
伯耆大山


平野さんは、季節問わずいろんな山をチャレンジされてて、
そこに到るまでの一連の風景も、自然の息遣いも、着いた先から見えた山も空も美しくおさめられてます。

昨年山歩きにチャレンジしましたが、
すすむこと(正確に言うと足をあげること)に必死で、
目に入る緑に集中できずカメラを構える余白なんてない!という状況だったので、
心の余裕を持ってこんなにも自分のペースで楽しまれてることに羨ましく思います。

伯耆大山

これはもう、ヘリコプターからの光景じゃないと辻褄が、、、!
50000mmの望遠レンズがあるのなら説明つきますが、、、
この道を歩いて来られたなんて、、、!すごい、、 涙

平野さんの写真を見ながら、自分の足でももっともっといろんな風景を歩いて、自然に触れて、この目で360度眺めたいという気持ちがふつふつと湧いてきます。足ももっとどっか連れてけー思ってるだろうな。ごめんね、足。(今に連れてく!)

伯耆大山

「こどものころに見た風景が、ずっと心の中に残ることがある。
いつか大人になり、さまざまな人生の岐路に立った時、人の言葉ではなく、
いつか見た風景に励まされたり、勇気を与えられたりすることがきっとある。」 星野道夫

星野道夫さんの言葉があるように、いろんな風景が心の中にあります。
季節も良くなるこれから、まだまだ不安な状況で気をつけることに終わりがありませんが、
重い腰をあげて、心の風景を少しずつアップデートをさせるぞ!させましょ!
(今日からpppで腿上げ1000回じゃ(ppp=ピアニシモ=できるだけ弱め))

それでは、みなさん Have a very very nice week end.  
「コンゲツノイチマイ」
次回もお楽しみに  :- )


=耳寄り情報です=
長らく欠品しておりましたPORTRA160が入荷しました。
(PORTRA400まだ欠品中!)
アルバスではkodak PORTRAが人気です。
お値段がなかなか張りますが、たくさんの方にこのフィルムを楽しんでもらえてることが嬉しい限りです。

他にも店頭にある様々な種類を自分の目で試してみて、気持ちにフィットするフィルムに出会えてもらえますように!
https://albusphoto.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=2264464&csid=1



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コンゲツノイチマイ-2019年10月-

アパートの1つ目の玄関を開けると、ひゅるりんと落ち葉も一緒に入って来て
秋だぁ、、と感じる瞬間に出会いました。 
最近では1日1日が時速300kmで過ぎてってる気がして、
10代20代の頃は、もうちょっと明日が待ち遠しかったような。
気持ちよく進む走り屋のような「時」に、スピード落として!と言いたいです。ぶーんぶん

今回ご紹介させていただくのは、北海道に住む冨塚さん。
冨塚さんの写す北海道の広い広い風景を見ていると、氷のような純度の高いキラキラが体に入ってくるような気がします
個人的に日本では福岡の次に好きで憧れの街です。
今年のはじめに、小学生のはるくんの「ぼくとねむろのたからもの」展で、さらに北海道への思いが溢れることに。
秋を感じ始めたばかりの福岡ですが、北海道は真冬の準備に入ってそうです。


朝日や夕日が差し掛かることで織り出される自然の形に、うっとりです。


この広々とした壮大な風景を見ていると馬の視野がほしくなる。。



ホイップを混ぜたような、ふかふかとしたこの景色が好きです。飛び込みたい!ぴゅー
まだお会いしたことはございませんが、きっとこの写真のような方なんだろうなぁ。

これらの景色をたどって、真っ白になる前の貴重な北海道のこの時期を巡りたい!

先日カメラマンの目野に誘ってもらい、料理家の広沢京子さんの教室に行きました。
お野菜、お肉、お魚たち、みんなに旬な時と個性があることを再確認!
料理の奥深さと儚さに感情が大爆発で、お腹も心もふくよかになり、とてもごきげんな1日に。
写真にも料理と同じように言えることですが、その時その時の旬な風景に太陽を浴びて体いっぱいに感じていれば
気持ちの良い人になれるのではないかと思いました!
と、冨塚さんの写真を見て更に納得しました。うん!
いろんなことに「来世に託す!」なんて口癖とはおさらばをし、ごきげんになれることを探そう。道のりは長し!ひぃ

=耳寄り情報です=
11月2日(土)より1ヶ月間、郵送プリントのキャンペーンを行います。
ちょっぴりお得な200円引きキャンペーンです。
遠くの人も、近くに住んでてなかなか来れない人も、ぜひこの機会に^^
http://albus.in/post-3770/

それでは、みなさん Have a very very nice week end.  
「コンゲツノイチマイ」
次回もお楽しみに  :- )

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コンゲツノイチマイ-2019年9月編-

家に帰ると夏の名残りで、いまだにクーラーをつけちゃいます。
朝寒すぎて起きて、後悔しながらリモコンの定位置にかけよってスイッチを切る顔・手の動き・勢い、
あの様子は劇画タッチのようでしょう。。さながら北斗の拳のようでしょう。
「あたたたたたたたっっ!」
本当の冬がくるまで、この手詰まりの問題との付き合いは長くなりそうです。自分やれやれです。 

先日、通勤途中の信号待ちをしてる際に、旅行できてるお隣の国の方より「駅の場所を教えてくれ」
とミッションがかかりまして、英語が得意でないため「あ、OK!トゥゲザーしましょう!」と。
油断していると自分もルー大柴さんになってるようです。みなさん、旅行先で困ったことなどありませんか??  

さて、コンゲツノイチマイでご紹介させていただくのは、
大学生の頃から興味深い活動をされてるエネルギッシュな小田さん。
しばらくしばらくお会いしないうちに、醸し出す空気の輪郭がやすられ更に穏やかな印象を感じました。
今回は、台湾旅行の際のお写真です。
様々な風景や台湾の人の暮らしなどがおさめられてて、
普段は動画制作をされてるからか、ドキュメンタリー映画を見ているような感覚に。
一度も行ったことのない台湾ですが、みんなの見る視点がそれぞれで私は何度も連れていっていただいてます。

一枚一枚から台湾に写真に、楽しんでる姿が見えてきます。どうぞ!


英語も中国も喋れないとおっしゃってましたが、
こんなにも距離を縮めることができるなんて。この前の信号待ちの私にノウハウを教えてほしい限り!



たくさんの歴史を生きてきたであろう緑いっぱいの風景に動物に人も、
猛々しいまでの生命力には、すっかり惹きこまれます。
そして、丁寧に彫られて彩られた木彫りの案山子!これはカラスもお利口さんになりそう。
そんでもって、一軒家が建てられるならば、このブランコは夢だ!


空ジギング!






佐賀で開催されてるバルーンフェスタは自然に囲まれつつも側には住宅地であったりと生活が見える会場ですが、
台湾では緑一色な会場。ここで見るバルーンにも興味が湧きます。
はっ!今年もサガバルーンフェスタは10月31日-11月4日まで開催されるそうですよ!行きたい!

眩しい光景が集まった23枚。
時として、優柔不断が邪魔をしてシャッターをうまくきれない自分がいます。
こうやって、今見てる風景や光景をきちんとおさめてたら
そこに自分がいたという事実が残ります。
ひょっとしたら、あの時に見た景色や出来事は永遠に語りつげれる1枚になるかもしれません。
私ももう一歩の勇気とカメラともっと仲良くなりたい!と、小田さんの写真からエネルギーに勇気をもらいました!

それでは、みなさん Have a very very nice week end.  ☆
「コンゲツノイチマイ」
次回もお楽しみに  :- )

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コンゲツノイチマイ-2019年8月-

こんにちは
日中はまだまだ暑い日が続きますが、ひょんなタイミングで涼しくなったり。
そんな日ばかりは、秋が待ち遠しくなります。

先日、お休みをいただいて果てしなくダラっと過ごしました。
いつもと変わらない時間に起きて、いただいた風蘭に水をやり(蘭の正解がわからない!生きてくれてるのか、枯れてんだか!笑)
またゴロッとして入会したばかりのネットフリックスを漁り、
目が疲れたらラジオに切り替え、部屋のお掃除をし、陽が低くなってきたら本を読む。 
こんな時間が大好きで1人遊びはやめれません。 

で・す・が
コンゲツノイチマイでは、1人遊びから卒業したくなるような写真をご紹介させていただきます。
年ほど前から通ってくださってる、たじまさん。
初めて来てくれた時は、35mmのフィルムカメラでPRO400Hだったかなぁ?
身の回りや飼われてる猫ちゃんを試し撮りで撮られてた記憶。
構図や、空気感をキャッチするのが上手で、村上春樹で言うならば
女の子というのは実にいろんな可能性を思いつくものだと僕は感心する」です。カンガルー日和 P11抜粋

そんな写真から、旅の写真に、季節の写真。
季節がなんどか巡り、夏を前にかわいい家族が増え(おめでとうございます!!!
それはそれはかわいくて、たじまさんの写真を見ていると
フィルムが生産されるまでに、家族や今見てる風景にフィルムでたくさんおさめたいと思うのです ^^


家族みんなが、優しい背景を前に切り取られてます。


頭の端っこがぼんやりとしてきそうな3枚。季節のおいしいとこどり。
ふわふわ~~ 

まばたきしなくてよかったって思えるような、瞬間 : )

あたたかくて、なんでしょうか、気持ちがふっくら、ふくよかになります。

「彼女は僕にとっての100パーセントの女の子なんだ。」
「彼は私にとっての100パーセントの男の子だわ。」 なんて言いたくなるような!
※カンガルー日和 P16抜粋 



穏やかな思い出が集まった12枚。
2人で写真を楽しんでるのがすごくわかります。
こうやって、季節をめぐっていけたらなんて幸せなんだろうか。
いろんな暮らし方、過ごし方があるかとは思いますが、
やっぱり、夫婦って、家族って、いいなぁって心から思いました。 うんうん。
それでは、みなさん Have a very very nice week end.  ☆

次の写真では、坊ちゃん一回り大きくなってるのかなぁ。
「コンゲツノイチマイ」
次回もお楽しみに  :- )

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コンゲツノイチマイ-2019年7月-

こんにちは
7月も半ば。
福岡は梅雨入りが例年よりもだいぶ遅かったようで
今日は(7/21)、1年の必要な雨量に帳尻合わすかのように、とことん降ってます。
もうちょっとバランスよく降ってくれないかなぁ。と思いますが、日増しに近づいてくる太陽に覚悟を用意せねば。梅雨もうすぐぐっぱい!

今回ご紹介させていただくのは、今年の4月に東京へ就職していった徳田くんです。
現像から画像が浮かぶ工程とは言葉のないお手紙のようで、今日はどこの街に出会えるのだろうかとわくわくします。
遠くへ行ってもお店を利用してくれてありがとう!
学校を卒業する前に、お世話になった方から譲っていただいたというカメラに様々なレンズで
新しく住む街からちょっと足を伸ばした鎌倉の街並みや海を撮り続けている徳田くん。
いろいろ試した中で単焦点レンズがしっくりくるようで、寄ってみたり、引いてみたり、気持ちよいリズムで1枚1枚写真と向き合っている印象です。

道ももちろんですが(本当に電車に注意!笑)「サンマーメン」に「鈴廣かまぼこ」にそそる!そそロードだ!


カメラ歴が長くなると、
どこがいいかなぁなんて言ってるうちに、景色は変わるもんで、構図を決めるのも一苦労。
そんな時にこんなシーンが撮れたら嬉しい。

夏を待ってるみんな温度を感じます。いいなぁ。

高校の帰り道に海があったなぁ。こんな時間過ごしてみたかった、、!

時間はみんなのものだ。

徳田くんが、はじめてお店に来てくれた時から、変わっていく表情を少しばかりですが知っていると
(初回のアルバイトが決まったので奮発しにきました!と、仕送りを握りしめFUJIFILMPRO400Hを大量に購入されたことは忘れません 
これからどんな風景や世界を目にするのか、写真を見ればみるほど、興味、感心が募ります。
写真を始めた頃の12年前。1人無心で能古島や静かなところへ夢中になって足を運んでいたころを思い出すなぁ。
心休める居場所を見つけ、これからもお仕事ふぁいとです! 

「コンゲツノイチマイ」どこかで更新します。
また、お楽しみに :- ) 

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コンゲツノイチマイ -2019年4月編-

こんにちは
5月は、布団まで行き着かず床で熊のように寝ており、
5月病に種類が30個あるならば、どうか5月病の特徴であってくれ。これを6月に持ち越さないでくれ。と何度心に誓ったことでしょう。
そこで先日、立ち寄った喫茶店の本棚にあったエッセイを読んでみると
寝る時に香水をつけるとリラックス効果が生まれ、疲れもとれる・・・といったことが書かれていて
早速試してみました。夜になると1トンくらい体が重くなりますが、布団に行く楽しみになりそうです。5月も終わり!

本日は「6月1日写真の日」です。日本人が初めて写真撮影に成功した日だそうです^^
いつも、NIKON FM2・ハッセルブラッド・ローライ35・トイカメラ、、と様々なカメラを使いわける下川くんの写真をご紹介。
写真仲間との撮影会での写真、同僚との山登りでのシーン、出張中のどこかでの一コマ。
その時、その時、その場所にいたという事実がほのぼのと穏やかな視点で記録されてる印象です。 


下川くんのやさしいトーンで語りかけるように覗かれた風景達は幸せだろうなぁ。そよそよ〜




こんな後ろ姿は誰でも撮りたい!笑
この距離感がいいなぁ。 撮る人と被写体とのコミュニケーションが写真に写っているような想像できるこの1枚。
フィルムの特徴と、光線と、相まって、なんでしょうか昔話の世界にやってきたような。







写真を撮っている人は、なにか面白いものはないか!心が動くものはないだろうか?と、人よりも風景、物事をよーく見ている気がします。





この町の住人だとして、こんな風に残していただいてたら嬉しいし、さらに自分の町が好きになりそうだ。
下川くん西区もお願いします!(笑)

今回使用されてるフィルムは「FUJIFILM400H・LOMO800・IMPLOSION」
カメラも様々ですが、使用しているフィルムも様々な下川くん。
好きな「これだ!」ってフィルムは皆さんそれぞれにあると思います。それも素晴らしいのですが、
特徴を知り、今日のお洋服を選ぶように、ここではこのフィルムだな!とか、シーンに合わせて楽しむのっていいなぁと思います。
数少なくなったフィルムとなりましたが、ぜひ今あるフィルムそれぞれを試してみてほしいです。写真がまた一段と楽しくなるのではないかと思います。

そこで下川くんは、フィルムが値上げや生産中止になるたびに大量に購入されるため、
わりと古いフィルムが仲間入りしていることがあります。
しかし、保存方法をきちんと理解しているため多少過ぎていても本来の色味が残っております。
(たまに彩度が落ちてることもありますが、それもいい味になるようなシーンを撮ってるんです!天才!くぅ)

 有効期限について以前instagramでも紹介しましたが、ここでもご案内しておきますね。
<<フィルム虎の巻>>
フィルムのパッケージには有効期限が表示されてます。この期限を過ぎちゃうと、感度が落ちたり色味が変化したり、全体的に赤みがかかった薄暗い感じで黒のしまりが失われていきます。また、未現像のままタンスなどに長い期間いれていると防虫剤などから発生するガスの影響でフィルムが変色してしまうこともあります。鮮度を保つには期限内に撮影することをおすすめします。長く保管する場合は冷蔵庫にいれると鮮度が保たれます。冷蔵保存したフィルムを使用する際は結露する可能性もありますので2時間以上おいてから使用しましょ。大事な記録や作品が色褪せてしまう場合がありますので保管方法を今一度改めてみましょ 🙂

6月のどこかで6月編を更新します。
「コンゲツノイチマイ」また、お楽しみに :- )

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コンゲツノイチマイ-2019年5月-

こんにちは
GWが過ぎ、福岡はさわやかな5月晴れが続いております。
ALBUSの玄関マットに見知らぬ猫がしずかにごろごろしていて微動だにしないもんで、
どうやら猫にとっても気持ちのいい季節のようです。

今回ご紹介するのは、福岡から北九州に行くくらいのテンションで(勝手にそう思ってます)、
お休みあらば海外にひょぃっと行っちゃうあきやまくん。
そのせいか、だいぶ縮小した地図くらいあの国もこの国もなんだかご近所のような錯覚に。この旅では、ベトナムと韓国へ行かれたようです。どうぞ^^
その町にいる人々を風景を撮るようにカメラを構えたら、一人の子がこっちを向いてピースしていたという。最高だ!
こんな奇跡があるもんだから、カメラはやめられないません。いい!


電気屋さんの前に集まる無敵な少年達。



軒並み眩しい国旗が ☆



休憩中のくつろぐサラリーマンと一目でどの町に来たかわかる風車。

いつも大きなカメラを提げて走り回るあきやまくん。
現像を長く携わらせていただけると、さまざまな空間へ思うがままに飛び込み、興味を持って、記録をし続ければその中から自分らしさが生まれて、
こうやって傑作写真が生まれるんだろうなぁと思います。行くべし。撮るべし。食うべし。うん!
そういえば、1年で1000本フィルムを現像したという写真家の方のツイート見て
「僕は100本を目指すぞ!」と言ってたけど、どうですかーあきやまくーん??? 笑

6月。日本人が写真撮影に始めて成功したと言われてる「6月1日写真の日」
雨降りの季節に入りますが、雨の日にしか見ない生き物に会えるチャンスです。(ナメクジしか思い出せない!!笑)
と、ポジティブに捉え、来月も「コンゲツノイチマイ」お楽しみに 🙂

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コンゲツノイチマイ-2019年3月-

こんにちは
ちょっと前の真冬のことももう忘れてしまいそうなくらい、福岡は春めいてきてミモザはすっかり満開。
ふくふくとふくよかになる春の蕾たちは今週末には、、、と、順番待ちのようで、
回覧板には、近くの動植物園からうぐいすの鳴き声が聞こえたとメッセージがあったり、猫もあちこちで気持ちよさそうにゴロゴロしていて、
春の匂いが少しずつかおる中、今回ご紹介するのは真っ白な北海道の風景です。

撮影されたのは、関東から転勤で福岡で働き6年近く通ってくださってる佐々木さん。
物静かで線の細い佐々木さんですが、昨年焼き芋の会を開いた時には創業200年の5代目石焼芋屋のような安定の芋周りのさばき感には圧巻。そんな佐々木さんが見てきた真っ白な世界をどうぞ。今回もやっぱり1枚には絞れない!


さすがにこんな高いところは遡上していないよね、鮭よ。。 


雪がさまざまな情報を消すように広い広い町の風景は空と雪と木だけに。色も少ないからモノクロのよう。



この光景は一度は自分の目できちんとみたい!と、心から思います。
この町で暮らすには大変なこともたくさんあるかと思いますが、いつ見ても恋をします。




ドラマ北の国からファン(風のガーデンも好きです)としては
この壮大な風景を見ていると、どうしてもちらつく黒板家の暮らしでございます。
「金なんかのぞむな。幸せだけをみろ。ここにはなんもないが、自然だけはある。自然はお前らを死なない程度には十分毎年食わしてくれる。自然からちょうだいしろ。謙虚につつましく生きろ。それが父さんのお前らへの遺言だ」
夏の足音を感じる季節に家族で行った北海道旅行で、この遺言の石碑を前に父と号泣したことを思い出します。。。 五郎しゃん … 泣

この冬の空気を体いっぱいで感じてきた佐々木さん。
次はどんな景色を見てくるのかな。
「コンゲツノイチマイ」次回もお楽しみに 🙂

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コンゲツノイチマイ-2019年2月-

その昔「コンゲツノイチマイ」と題してお客様の写真をホームページにてご紹介させていただいてて
長いことお休みしておりましたが復活!

先日、たくさんのヨーロッパの写真をスキャニングさせていただきました
(エッフェル塔があったのできっとヨーロッパだ。うん、そうだ!
どれくらいの期間を過ごしてたのかな。こんなにも素敵な風景に暮らしがあるなんて。
自分も実際に行ってこの美しい色々を見て、このなんだろう11月のちょっと寒い朝のような透き通るような空気を体いっぱいで感じてみたい。スキャンをさせていただきながら知らないのはもったいないなぁと、こう深く思いました。

300枚を超える写真に1枚を選ぶことはできっこありませんもんで、
1枚と言わず他にもご紹介させていただきますね。
月並みな言葉ですが、雑誌の中の1ページのようです。





みんなの見ている先が気になる!このシーンいいなぁ。優しいボリュームの中の活気に会話に聞こえてきそうです。

背景に赤があると引き寄せられます。

wan !  


どういった環境で生活をしているのか想像はめぐる。めぐる。



ご紹介させていただいたNさんのカメラは、6×6のフォーマットです。
フィルム1本で撮影できるのはわずか12枚。
きっと心が動く瞬間は他にもたくさんあったでしょうが、残りの枚数を意識したり、まだ出会えるかもしれない未来のシーンを想像したり、ここは暗いからフィルムでは難しいかな?とか、フィルムチェンジで間に合わなかったり、ピントを合わせてるうちに、、、てことも少なからずあったのではないでしょうか。しかし、フィルムを長くやっているとそういった経験も含めていつの間にか撮りたいものが固まってきたり、撮影をする行為に計算ができるようになったり、、、フィルムってつくづく面白いものです。 

いつも郵送プリントを利用してくださるNさん。
まだお会いしたことはありませんが、この写真から
人柄や空気感までがそよそよと伝わってきそうです。
いつもありがとうございます^^

3月もみなさまが見てきた春の思い出のお手伝いができますように。
「コンゲツノイチマイ」次回もお楽しみに 🙂 

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