「格差」ってなんだろう?
—ジェンダー・ギャップ指数から考える—
2024年、日本のジェンダー・ギャップ指数は146か国中118位。
前年より7位上昇しましたが、それでも世界ではまだまだ下の方。
先進国の中では最下位です。
なぜ、ここまで「男性」と「女性」に差があるのでしょう?
「男性だから」「女性だから」と言われることが、わたしたちの生き方にどんな影響を与えているのでしょう?
もし、この区別がなかったら、何が変わるのでしょう?
こども達はどうでしょうか?
小さい頃から「おとこのこだから」「おんなのこだから」を感じるのでしょうか?
それともそういうものだと感じるのでしょうか。
男女の「格差」ってなんだろう?
「格差」ってお金のこと? 仕事のこと? それとも、毎日の生活の中にもあるのでしょうか?
たとえば、学校でのルール、遊びやスポーツ、習いごと、将来の夢。
「おことのこ」「おんなのこ」で違いを感じたことはありますか?
それは誰が決めたことなんだろう?
あなたの身の回りにも、気づかない「ジェンダーギャップ」があるかもしれません。
一緒に探して、てつがくしてみませんか?
こども市民てつがく会議は、こどもたちと一緒にさまざまなテーマについて、てつがくする活動です。
今回は「ジェンダー」をテーマにこどもの哲学実践者の安本志帆が進行役をつとめます。
子ども・若者のための哲学対話
日時:2月16日(日)11:00-12:00
場所:ALBUS 福岡県福岡市中央区警固2-9-14
福岡市営地下鉄:空港線赤坂駅2番出口から徒歩10分、七隈線桜坂駅2番出口から徒歩8分
西鉄バス:警固町バス停から徒歩4分、赤坂二丁目バス停から徒歩4分間
(警固本通沿い、筑紫女学園付近の白い一軒家です)
テーマ:ジェンダー
参加資格:小学生~18歳(+保護者・参加したい方)
参加料:無料
主 催 ・ 指 導:こども市民てつがく会議
(独)国立青少年教育振興機構「こどもゆめ基金助成活動」
【講師のご紹介】

安本 志帆(やすもと・しほ)
哲学プラクティショナー/元幼稚園教諭
学校や福祉施設、企業の中で長期継続的な関わりをする実践者です。
愛知県犬山市でのこどもと大人の対話の場は今年で9年目を迎え、オンラインでの「こどものてつがく教室」は7年目に突入しました。高校の授業も継続しておこなっていますが、近年では企業での実践が増え、大きな会社の偉い人達や部署ごとにてつがくをしています。
社会活動として、カフェフィロやアーダコーダという「てつがく対話」を扱う団体でも活動しています。
『こどもと大人のてつがくじかん』(LAND SCHAFT)