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九州最後の炭鉱の島・長崎市の池島炭鉱へ〜クリエイティブツアーvol.7「池島レトログラフィ」にalbusも参加!

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photo by fd

視点のスイッチを切り替えて、今まで見えなかったものを見る。見る目を変えていく。
エフ・ディデザイン塾のクリエイティブツアー。
第7回目は九州最後の炭鉱の島・長崎市の池島炭鉱へ向かいます。
周囲4kmの小さな離島に残された、数多くの炭鉱設備や炭鉱アパートは圧巻。
夏の冒険気分で、カメラを携えて池島へ向かいましょう!
詳細はコチラ
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魔の巣

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中田です。
ドリンクバーに梅昆布茶があるファミレスが大好きです。
大学時代、深夜のファミレスは特別な時間でした。
写真を撮っても撮っても何も見えて来なくて、身体を動かすより頭で考える方が多くなって、やる前から”ダメだ”が見えて来て、身動きが取れなくなったら、友達を呼び出してファミレスへGOです。
人に見せて話していると、自分の現状を理解できて、次やることも見えてきます。
行き詰まった時に話を聞いてくれる友達との時間は、本当にありがたかったのです。
夜明けとともに私の頭も明るくなっているようでした。
写真を撮ることは、深く自分と向き合うことだと思います。
でも自分は、自分以外の何かによって作られます。
外部からのいろんな刺激は受けた方がいいです。
とわかっていても、私は自分一人だとすぐサボります。
身近な仲間がいないとやる気も出ないし嫉妬もしないし気晴らしもできません。
そんな私が毎月「写真のカタリバ」という時間を設けています。
カタリバは写真スクールの延長ですが、決定的に異なるのは、私も含めお互いに学び合える場になるよう、誰もが教わる側でもあり教える側でもあるところです。
私は先生ではないので、ぎこちない回やあんまり役に立たない回もあったかもしれません。
それでも生身の人間とのコミュニケーションは必要だと思って続けてきました。
振り返った時に後付けでもいいから意味ができていることを期待して。
今月は10/22(月)19:00〜、カタリバ改め『写真のカタリBar』です。
以前より要望の多かった、アルコール入り平日開催にしました。
ナイスネーミングでしょ。
自分の写真をいっぱい持ってきてください。
(50枚以上としてますが、そこそこセレクトしたものを50枚持ってきてくださいね。デジカメの方は特に。)
机いっぱいに広げてみんなで見ます。
自分の写真がどんな印象を持たれてるのか、また、自分の撮りたい印象にするにはどうしたらいいのかなど、みんなで考えられたらいいなと思います。
遅刻早退OKですが、事前にご予約ください。
軽食をご用意しますので早く来ないとなくなりますよ〜。笑
自分の写真に悩んでる人、悩んでる人に喝を入れられる人、自分の気持ちを伝えたい人、お待ちしております。
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何に着目すべきか?

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『何に着目すべきか?』
日程:5月12日(土)
時間:14時~16時
場所:FUCA
参加費:無料
必要なもの:本(会話のきっかけとなるような本1~2冊をお持ち下さい。)
「毎日起きては繰り返すもの、平凡なこと、日常的なこと、明らかなこと、ありふれたこと、月並みなこと、並以下のこと、あたりのざわめき、慣れきったこと、それらをどう説明すればいいのだろう。どう問いかけ、どう記述すればいいのだろう。」(ジョルジュ・ペレック『何に着目すべきか?』)
『何に着目すべきか』は、デザイナーである橋詰宗、木村稔将、編集者の古賀稔章、ジャーナリストの加藤孝司による、「教室」と「キッチン」と「図書館」の中間にあたるような活動の場です。
現代社会において情報はインターネットを通じ、24時間ほぼリアルタイムで手に入れることが可能になりました。情報を扱うメディアは変化しても、誰かに何かを伝えたいという思いに違いはないでしょう。そんな時代における本の役割とは何なのか?本から得られる情報の意味を考えることから、新しい時代の人と人、人と街とのつながりを考えます。
今回は『何に着目すべきか?』メンバーの加藤孝司が福岡にお邪魔して、「学びの場としての福岡という街」、「コミュニティ」をテーマに、福岡で活動を展開する方々が、自らが着目する本を持ち寄り、その本に書かれた言葉やイメージを引用しながら、語り合う、コンテンポラリーな対話の場所を出現させます。
(文:加藤孝司)
http://10zine.org/archives/1888
※飛び入り自由。当日参加OKです。albusの酒井が関わるイベントですが、albus主催のイベントではありません。が、とてもおすすめです。こんなふうに話しを深めてセッションする機会はそうありません。ぜひぜひ参加してみてください。

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こどもアートスタジオ(浜松)で写真のワークショップをしました

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言葉を考えて→まちに出て→言葉をイメージするような写真を撮る、という視点を制限しつつ、その中で想像力を働かせながら撮影するワークショップを行いました。言葉は、「おまかせツアー」という絵本から引用したり、子どもたちが発言したものを選びました。言葉を引き出すのに必然性を見いだしたかったのですがうまくいかず,,,でも子どもたちは思い思いに発言してくれて、「バブル!」とか「春」とか「ギザギザ」とか、どんな写真が生まれてくるだろうとわくわくするような言葉を持って外へ出ました。
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バブル!?バルブ?
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帰ってきたら、言葉と写真を結びつけて、その写真をプリントします。そしてアルバムに貼って、その反対側に言葉を書きます。
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最後にみんなで発表会。
同じ言葉なのに、捉え方がまったく違ってて面白かったです。ただその場を撮るだけでなく、言葉から想像して撮影しているので、切り取り方にも気を配っていたり。固定概念が強い大人はなかなか撮れず、子どもは次々に「これも!あれも!」と言って撮影していました。
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壊れてもいいカメラがあれば、ぜひ子どもたちに持たせてあげてください。
いろんなルールを作って、遊び方を発見できるはずです。写真を見ながら子どもの話しに耳を傾けると、その子が考えている深いところが見えてくるような気がします。

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『写真集のカタリバ vol.2』にて

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6月11日、2回目のカタリバ。
メンバーは、吉見さん、柳田さん(工房まる)、山下(albus)、池永さん(工房まる)、中田(albus)、石井さん(wood/waterecord)、酒井(albus)の7名。
今回のお題は「外国」。
初めに吉見さんが「世界の駅」という、その名の通り、世界のよりすぐりの「駅」が掲載されている写真集を見せてくれた。
吉見)実家が駅に近かった。燃料のにおいも思い出。どの駅に行っても懐かしく感じる。駅は、出発点でもあり帰ってくるところでもある。そんな人々の観察をするのも好き。

次に柳田さん。彼は工房まるというところで、絵を描いて仕事をしているアーティスト。
柳田)人物の顔を描くのが好き。白黒写真を見ながら描くときは自由になれる。外国の人の絵を描くときは会ったことがないので新鮮な気持ちになれる。アクセサリーも気になる。
ナショナルジオグラフィックの記事を読んだり、写真を見たりして、そういう生活をしているのかイメージをしながら描き、描きながら現実味がおびてくる気がする。環境が厳しくても「生きる」という行為が見えてくる人に興味を持っている。
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池永)僕は藤原新也さんの「メメントモリ」(死を想え)を持ってきました。この写真集の中の、『人間は犬に食われるほど自由だ』と書かれた1ページに衝撃を受けた。
当時の僕はひどい生活をしていた。音楽をやっていたが、夢も目標も考えたことがなく、世の中を薄っぺらく捉えていた。そんな自分に飛び込んできた一言。世界は広いというより深いなということを思い知らされた。
山下)PCより、マックスワンガーさんの写真が面白いですよ。
中田)デビッドホックニーが好きで、卒業論文を書き、同じような作品を作りました。ホックニーの作品は1枚1枚の時間も映し出されているので、どこかでも自由に見れて面白い。
石井)「FAMILY」は、ツアーでいろんなところを旅しながら、メンバーが家族のようになっていくシーンを捉えた写真。距離感がとてもいい。
酒井)「CIRCUS」はアンデルセンのマッチ売りの少女をモチーフとした作品。不思議な余韻を感じる。
ざっくりですが、こんな会でした。今回は、飲食を交えたカタリバで、お腹も心も満たされたような感じ。
次回は写真家の山内悠さんを交えて、山の上でカタリバを開く予定です。
さて、どんなことになるでしょうか。

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まちの写真屋を考える

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写真:演習中の一枚。写真を見ていると、お店が違った視点で見える。隣のシャッターに書かれた落書きは半年前からのもの。すぐ向かいのポストにもある。夜は暗く、お昼の印象とはがらりと変わる。
「写真って人々にとって何のためにあるんだろう。」
「まちに写真屋さんは必要なの?」
九州大学大学院 統合新領域学府 ユーザー感性学専攻の生徒さんらと一緒に、写真から始まる様々なことを話し合い、それをもとに、写真屋がまちにあるべき姿を一緒に考えていく時間を作ることになりました。写真屋である私たちも共に考え、日常にいかしていきたいと思っています。
1回目の先週は、アルバス写真ラボでのヒアリングをかねて、写真屋の日常を感じてもらいながら4時間のフィールドワーク。撮る、撮られるという行為の向こうにあるものや、カメラ(写真)を通したコミュニケーションを体験したり。ここで感じたこと、普段感じていることなどを忘れないようにメモしています。# Think Photo
来週は近藤カメラさんへ。

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長崎へ

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先月、アルバスで一日店長をしてくれたういくんにも会いたくて、アルバスのお客さんと一緒に長崎へ行こう!と撮影ツアーを企画しています。長崎の写真屋「フォーカス」のしまちゃんにも会いに。まちの写真屋さんはまだまだ健在。それぞれのまちを、写真を通してじっと見つめているのです。

『長崎へ行こう!食べる、観る、撮ることを楽しむ一日』
開催日:5月2日(日)
集合時間:11:00
当日連絡先:090-9162-7617
参加費:3000円(昼食代・集合写真・現像無料券3枚)
※窓辺の小さな展覧会を開催予定です。旅中の写真も撮影しますので、あなたが写った写真も展示、もしくはさせてもらうことがあります。
定員:10名(先着順/電話かメールかファックスにてご予約ください)
集合場所:長崎駅改札となり、みどりの窓口前
※昼食以外の交通費やその他の経費は、各自でお支払いください。
※長崎行きの電車、バスチケットの予約は各自でお願いします。
スケジュール
11:00 長崎駅集合
11:30 カメラのフォーカスで記念撮影
12:00 からすみ丼のお店へ(撮影会の特別メニュー)
13:00~ 散歩や買い物をしながら撮影
15:00くらい 長崎県立美術館へ。美術館前にて解散。鑑賞したい方は自由に。
当日はカメラのフォーカスのしまさんが長崎案内をしてくれます。基本的には動きながら自由行動ですので、友人を作って撮影を楽しんでください。行きたいところがあればぜひリクエストを。アルバス酒井とフォーカス(長崎の写真屋)しまさんと一緒に思い出の旅に出ましょ。撮影ポイントや、撮影アドバイスなどもお伝えします。

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子ども一日店長、3日目。

8月26日(水)の店長は、のぶたかくん。店長になる前にお母さんから電話があり、「ピンホールカメラで撮影した写真を見たいと言っているのですが、どうやったら現像できるのでしょうか」という問い合わせがあった。いろいろ聞いてみると、カメラ構造や、写真のことを夏休みの自由研究にしているようす。とはいえ、圧倒されそうなくらいの研究力。「知ることは経験すること」ということを心得ている、のぶたか店長。仕事当日は、ピンホールカメラ、三脚、撮影済みフィルムなど、自ら持参するという徹底ぶり。
「さすが、店長」
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ギャラリーで展示していた「清永洋写真展」に夢中になる店長。写真に穴があいてしまうかというくらいぐっと見ていた店長。コメントもしっかり残してくれました。
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スタッフのまりちゃんと撮影にでかける、のぶたか店長。
あ、と思った瞬間にカメラを向ける店長。心のアンテナがビビビっと反応しています。まりちゃんとの記念撮影もどちらが大人でどちらが子どもかわからないような不思議な感じ。2人の感性が捉えた一枚ですね。
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撮影から帰ったら早速 写真を焼きます。
フィルムに光を通して焼き付けた画像はどのように写っているのか。見えないからこそ好奇心と探究心が育つのかもしれません。自分で作る。生み出す。そういうアナログな行為がこどもの心をファンタジーの世界へ導いているような気がします。
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子ども一日店長はこれからも定期的に続けていきたいと思います。参加をご希望の方は、メールマガジンをご購読ください。

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子ども一日店長、2日目。

子どもが一日albusの店長になる、という企画の2日目。今日はどんな子どもが店長になるのかどきどき。albusの店長はお姉ちゃんのかずきちゃん、treneの店長は妹のさつきちゃん。最初、さつきちゃんはお姉ちゃんから離れず、かずきちゃんは妹に「おねえちゃんもがんばるからさつきもがんばれ」とエールを送るところから仕事が始まった。
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さつきちゃんはお水を注ぐところから練習。何度もお水を注ぎながら「こぼさずにいれること」「いくつあっても同じ量を注ぐこと」「お客さんにお水を出すときは片手を添えて渡すこと」「どうぞと声をかけること」...たくさんの学びを一緒に考えながら、お水を入れることに集中。慣れた頃にお姉ちゃんに特訓の成果を見せることに。
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お姉ちゃんのかずきちゃんはと言えば、接客したり、
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写真を焼いたり、
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子どもたちのお世話をしたり、
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またまたお客さんとお話したり、
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楽しい思い出を作りながら、しっかり仕事をしてくれた、かずきちゃんとさつきちゃん。2人の成長とともに、私たちも少しずつ大きく深くなれたらいいなと思う一日でした。

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料理を上手に撮る方法

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albusのお隣にあるtreneさんのお料理を被写体にして、「料理を上手に撮る方法」と題してワークショップを行いました。写真はその様子です。
参加者のみなさんからご意見をいただきましたのでご報告。
・先生が一人づつにワンツーマンで教えてくれたのが良かった
・初めての方ともコミュニケーションが取れた
・初心者の方にも丁寧に教えてくれた
・ストロボを使う高度なテクニックや、トレッシングペーパーを使ったやわらかい光の作り方や、レフ板使い方などを教えてくれた
ちょっと反省だったのは
・下に敷くクロスが、白のみだったので代わり映えがしなかった
・被写体のお料理が一人一品ではなかったので、順番待つ時間があった
次回は反省点をいかしながら、さらに学べるワークショップになるようステップアップします。前回参加された方も、ぜひ今回も参加してみてください。新しい発見があるかもしれません。
次回のご案内はこちらから

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子ども一日店長(こどもともとこども)

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「こどもともとこども」の企画の一環で、albusでは中学生までの子どもたちに『いちにち店長』を募集しました。決められた4日間で、別の子どもたちがalbusの店長を体験するのですが、まず一日目にやってきた平川響(ひびき)店長。朝の挨拶から自己紹介と始まり、早速お客さんの接客や、自分より年下のお客さんにも居心地良く過ごしてもらうために一緒に遊んだり。できることやらなきゃいけないことはたくさんあります。チラシを折ったり掃除したり、回覧板を書いたり、また接客したり、お客様のお見送りのときにも「また来てね、また会おうね」と自分が思った気持ちが声に出さなくても伝わるようにどうしたら良いか、ということも一緒に考えました。
自分の仕事を時間内にどうやったら終わらせることができるかという話しもしました。効率よく仕事をこなす方法を考えることは大人でも難しいことです。早く丁寧にやりながら、先の仕事をつくっていくこと。響店長に伝えながら自分も一緒に学びました。
驚いたのは、響店長が、花の水やりを忘れなかったこと。次から次へと増えていく仕事に対応していたら、約束の15時はすぐに来てしまいました。私もすっかり忘れていたのに、店長はお別れのときに「花の水やりが終わってない」と自らじょうろを持ってきて何度も水をあげてくれました。さらに、庭に咲いていた草や花の名前を全て知っていてびっくり。後でお母さんに伺うと、「大人になってからお花の名前を知らないってちょっと残念ですもんね」と。だいぶ反省...(私)。せめて庭に咲いている草花の名前は知っておかないと。
ということで、次回の子ども店長は、8/25(火)と26(水)です。みなさん店長にぜひ会いにきてください。

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佐藤玲さんの写真ドローイングワークショップ

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一昨日、佐藤玲ちゃんのワークショップがありました。
大人数で街を歩きながら撮影するという光景は、端から見るといつも違和感を感じていたのですが、いざ自分が入り込んでしまうと「こんなに面白いものなのか」と実感してしまいました。きっと面白かったのは、このワークショップの目的が撮影以外にもあったことかもしれません。撮影した写真に絵を描くという次の行為を持ちながら撮影しているので、頭を使っていつもとは違う撮影の方法を考えているんですね。そうやって、いつもの行為に何かのエッセンスがプラスされることで、がらっと視点が変わるのは頭にも心にも良い影響を与えるような気がしました。

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