友人が、「街と暮らしのあいだ」をテーマに不動産屋のサイトを開こうと思ってる、と話してくれたのは半年前くらい。webに使用する家や町の写真も、2眼レフという大層なフィルムで撮影し、何度も足を運んでその町のことを知り、匂いを嗅ぎ、自分の眼と写真に焼き付けたものを、丁寧にお客さんに伝えたいと言う。この町なら紹介しても問題ないと思うところしかサイトに載せないんだ、って。(彼の見方で)
そんなサイトはこちら「きりんアパートメント」
自分のデザインのスキルを使いながら、デザインすることを仕事にするのではなく、デザインを活かして役に立てることまでを仕事にしている彼の話しを聞きながら、こういうデザイナーは信頼できる!と思いました。
友人のKさん。
さらに、彼がつくった、猫と一緒に暮らす家を探すのにとても大変だった経験をもとにつくった「ねこべや」も必見です。
自分が持ってる能力が、困っていることに役に立つなんていいな。
特に、教育や福祉に関して、デザインが行き届いてないということをまちづくりスクールでも聞いた気がしますが、本当に伝えたい、伝えなきゃいけない大事なところを、もっとわかりやすく、(奇を衒わず)心に入りやすいデザインにしてもらいたいとつくづく思います。
まちづくりスクール、次回は「仮)デザイナーじゃない人のためのデザイン講座」。日程はまだ未定ですが、「よかことをお知らせしているのに、なんで伝わらないんだ!」と思っているデザイナーじゃない方、ぜひ参加してください。