今日は朝早くから来て3人で掃除しました。クーラーやネガ現像機、写真プリンターのフロンティア。フィルターを変えたり、液を新しくしたりと、メンテナンスが結構大変なんです。でもきれいにしてこそ、いい写真を焼かせてくれます。
山下店長、お庭の剪定も。
機械もきれいになり、プリントもいい色を出しています。8月末までキャンペーンを行っていますので、夏の写真は早めにプリントしにきてくださいね。
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『みんなの山笠』と『わたしの山笠』写真展
1Fカウンター横で、ミニ写真コンテストを開催中です。
7月15日の追い山の日に行った、山笠撮影会の作品です。
前夜から冷泉町のスタジオに集まり、写真好きの仲間と迎えた夏の朝は充実感でいっぱいでした。
『みんなの山笠』と『わたしの山笠』というふたつの作品があります。
それぞれの視点を見比べてお楽しみください。
8月15日頃まで展示予定です。
店長の仕事(後編)
自分で撮影してきて、現像した写真をプリントします。色も自由なので色をつけるのに迷うかな?と思っていたら、さくさくとプリント。「だってこの色がいいもん」
プリントした後はアルバムに。それから、撮影した人にも届けにいきます。
福岡銀行のお姉さんにプレゼント。「いつもアルバスがおせわになっています!」
「自分が仕事をしている写真を見るのは初めて :-)!」と福銀のおねえさん。
台がなくても接客できるようになったら、またカウンターに戻ってきてね。
ヒアリングシートには、
<今日できたこと>写真をとった/ぞうきんがけ/銀行にいった/ゆうびんきょくにいった/本屋にいった/コーヒーやさんにいった/花屋にもいった
<発見したこと>コーヒー豆のいっているところをみた。すごかった!色がかわった/仕事は はずかしい、たいへん
<うれしかったこと>道をあるいていたら、がんばってねと声をかけられた
と書いてある。
一番学んだのはお隣のおねえさんのようでした。
毎年、いろんな子どもたちから成長させてもらっています。今年も募集していますので、店長になってくれるお友だちはぜひ連絡ください。出会いを楽しみにしています。
2012年こども店長募集中!
店長の仕事(前編)
仕事初めはミーティング。「店長ってなあに?」
そうじ。
現像機の裏でちょっとさぼりつつ、
まだまだそうじ。「ぞうきんがけ、ぼくのかち!」
次は撮影。「低いところは何が見える?」
「上は?」
「自分が写ってるよ」
「郵便局の人ってどんな仕事してるの?」
「いいにおいがするね。おじさんの仕事はなぁに?」
「フィルムげんぞう?」
午前中の仕事終了。休憩時間にもヒアリング。
「トレネのごはん〜、うまい!」
お引越
オープン前からalbusの店舗デザインをお願いして、2階の奥に事務所も一緒にしていた浅野デザイン事務所(建築デザイン)が、先日引越しをしました。オープンした頃は、お互いに1人で仕事を続けていましたが、たった3年で仲間も増え、荷物も増え、やりたいことやできることも増え、いろんな意味で一緒に成長してきたので、旅立ってしまうのはやっぱり寂しいです。でも互いの成長の過程として大切なこと。今後も浅野デザインが面白いことを携えてどんどん旅して行くことに期待したいなと思います。
浅野デザイン事務所のなりくん。なんでも笑顔で応えてくれる、みんなの心の支え役。
みんなでお手伝い中。
窓からみえるとねりこ。始めは窓からは見えなかったが今は2階の屋根を超えそう。どこまでのびるのかな〜
最後のお別れ。いろんな人を見送ってきたけど、またちょっと違う感情がこみ上げてきた。
新しくなったalbusの事務所は8月1日にオープンします。(オープンていうか片付く日かな?)写真集などを増やして、お客さんにも見てもらえるようにしたいと思っています。ほんとに小さなスペースですが、作家の作品なども展示して販売もする予定です。お楽しみに。
今日の収穫
ちょっとすっぱいブルーベリー。外掃除の特権です。
ワイルドベリーは暑くてドライに。
蝉も鳴いて、本格的な夏がやってきました。
お山開き
太宰府天満宮でお世話になった大好きな神主さんが、地元の小野照崎神社に戻られ、お山開きがあるのでということで撮影にお伺いしました。6/30と7/1の年に2日間しか登ることができない富士塚には両日たくさんの人が来られ、登拝されていました。和歌囃子を聞きながら、江戸のお話に触れ、思わずお囃子の弟子入りを申し入れたくなるくらい、自分の中に溶け込んでしまっていたのには驚きました。『天天 天天天...(和歌囃子)』と今でも聞こえてきそうです。
お待たせしました『ニューライフ展』 結果発表!!!
4/21〜4/30まで開催したニューライフ展。albus3周年(4/30)のありがとうの気持ちを込めて企画した公募写真展でした。会場では56点の額装作品が並び、メーカーも額の在庫を切らしてしまうほど。(笑)展覧会に出展した人以外の方にも参加してもらえるように投票箱を用意し、投票いただいた数は200人近くにも。みなさん、楽しみつつ、真剣に投票してくださっている様子が、投票用紙のコメントから伺え、うれしくなりました。本当にありがとうございました。
さて!早速結果発表です。
1位 no.39 松尾 愛子(46票)
『BOSE君』
パッツンまえがみがトレードマークだった息子。
しかし髪にべったりとガムをつけてしまいました。
そういえばずっと「坊主にしたい!!!」と言ってたし…と、坊主頭に。
はじめて自分のおもいどおりの髪型になったようで、イキイキしてます。
きっと確信犯だったんだと思います。すきよ。
+
albusからのプレゼントは、家族写真撮影券
あれれ?横ですみません...
2位 no.18 chifuyu (27票)
『slowly』
迷いごとをしながら歩いていて、ふと見上げたら見えた景色。
向こうに見える光に、なるようになるな、って思えた日。
+
albusからのプレゼントは、ロモアクションサンプラー
いろいろ写ってますね...
さて、3位は2名いらっしゃいました。
3位 no.10 Masa. (19票)
『入園式』
3才になる娘です。
3位 no.20 林 忠司 (19票)
『3→4の生活』
食費が増えました
+
お2人へのプレゼントはこちら!どれが送られてくるかはお楽しみに。
つづいて5位。
5位 no.1 Shoichi Yamakawa
『Midnight Sky』(17票)
昨年の7月21日から約1ヶ月間、僕のカメラが入院しました。
中古で買ったそのカメラは、レンズシャッターの低速が作動せずバルブ撮影なんて夢の話。
そんな病気も治り晴れて元気なカメラとして戻ってきました。
機材を揃え、初のバルブ撮影に成功した記念すべき1枚目です。
+
albusからは、写真集をお送りします。
6位も2名!
6位 no.27 入谷 慧(15票)
『New Life, New World』
期待4割、不安6割…でも、行く。二人で。
6位 no.38 古庄 孝博(15票)
『初めての町』
彼女は小学校の教員になった。
初めての町で見る希望と不安。
でも彼女は一人じゃない。
新しく出会った子どもたちと大人たち。
家族、友達、俺も含めて、みんなで見守ってるよ。
後ろからずっと、見守ってるよ。
8位 no.53 石井 勇 (14票)
『決心』
日常のささいな出来事、ありふれた事で
自分自身は形成されている
静寂の中で常識を洗い流してみる
自分自身を深く見つめてみる
この道の先に新しい明日がある
8位 no.3 古賀 浄太郎(14票)
『水椿に誓う』
この写真の撮影日は、3月3日ひなまつり。そしてアルバスの撮影会の日。天気も良く気持ちいい日和で参加したかったけど、できなかった。まだ元気と体力が足りずに...で、ひとり同時刻に撮影会。水槽に落ちた椿の花、ありんこものってる。次の撮影会には『参加するぞ!』と決意。テーマ『ニューライフ』、決意のひなまつり『水椿に誓う』
10位 no.5 みゆ (13票)
『yellow』
花言葉は「小さな幸せ」
10位 no.33 石原 靖世(13票)
『父、一年生』
息子はもちろん家族初めてのお花見です。父として、母としてまだまだ一年生。
桜には申し訳ないですが「花より息子」でした。
10位 no.52 かしわおむすび(13票)
『これからのはじまりに』
ここからスタートする記念の一枚。
+
以上10位までの方々に、プレゼントをお渡しします。プレゼントは店頭でのお渡しか、来られる予定の無い方は発送させていただきます。
ご参加くださったみなさん、本当にありがとうございました。
ぼくらの教科書 ~デザインから学ぶこと~
なぜかピンぼけ。
デザイニングの一環で、田北雅裕さんが企画したイベントに参加させてもらいました。自分の人生の教科書となっている本を紹介するという展示で、無印良品(キャナルシティ店)で開催しています。
それぞれの方の姿勢が、本を手にすることで少しだけ見えてくる感じがよくて、自分が好きな本が紹介されているのを見ると、この人に会ってみたいな〜とか思ったり。
私(酒井)は、魔女の宅急便を紹介しました。「見えないものを運んでいる」(ような気がする)キキの宅急便の仕事が、「見えないものを撮影したい」という私の気持ちに繋がっているなと。
5/13までなので、ぜひ見に行ってみてくださいね。
何に着目すべきか?
『何に着目すべきか?』
日程:5月12日(土)
時間:14時~16時
場所:FUCA
参加費:無料
必要なもの:本(会話のきっかけとなるような本1~2冊をお持ち下さい。)
「毎日起きては繰り返すもの、平凡なこと、日常的なこと、明らかなこと、ありふれたこと、月並みなこと、並以下のこと、あたりのざわめき、慣れきったこと、それらをどう説明すればいいのだろう。どう問いかけ、どう記述すればいいのだろう。」(ジョルジュ・ペレック『何に着目すべきか?』)
『何に着目すべきか』は、デザイナーである橋詰宗、木村稔将、編集者の古賀稔章、ジャーナリストの加藤孝司による、「教室」と「キッチン」と「図書館」の中間にあたるような活動の場です。
現代社会において情報はインターネットを通じ、24時間ほぼリアルタイムで手に入れることが可能になりました。情報を扱うメディアは変化しても、誰かに何かを伝えたいという思いに違いはないでしょう。そんな時代における本の役割とは何なのか?本から得られる情報の意味を考えることから、新しい時代の人と人、人と街とのつながりを考えます。
今回は『何に着目すべきか?』メンバーの加藤孝司が福岡にお邪魔して、「学びの場としての福岡という街」、「コミュニティ」をテーマに、福岡で活動を展開する方々が、自らが着目する本を持ち寄り、その本に書かれた言葉やイメージを引用しながら、語り合う、コンテンポラリーな対話の場所を出現させます。
(文:加藤孝司)
http://10zine.org/archives/1888
※飛び入り自由。当日参加OKです。albusの酒井が関わるイベントですが、albus主催のイベントではありません。が、とてもおすすめです。こんなふうに話しを深めてセッションする機会はそうありません。ぜひぜひ参加してみてください。
デザイニング展 2012、今年も。
写真は昨年のイメージ
今年も5/7-13に、天神の街なかで『デザイニング展 2012』が始まります。albusは、写真家の中川正子さんに来て頂き、トークショウや展覧会を開催します。プランクトンもされていて、スープデザインの尾原史和さんも来られる予定です。うれしいですね。
デザイニングはいろんな方の有志で成り立っています。みなさんそれぞれの仕事をこなしながら、福岡の街に刺激やいい環境を生み出すためのきっかけの場を、提供してくれています。それをどう活かしていくかは自分たち次第。面白くするのも、つまらないと思うのも、全て自分次第。
いいかかわり方を学びたいなと思います。展覧会を観に行くとき、作家に会いに行くときは、事前に本を読んでみるのもいいですね。トークショウで普段は緊張してできない質問を、今回はぜひ勇気を出してしてみてください。
デザイニングから、みなさんに素敵な出会いがあることを期待しています。
デザイニングを催してくださっているみなさん、本当にありがとうございます。楽しみにしていますね〜。
こどもアートスタジオ(浜松)で写真のワークショップをしました
言葉を考えて→まちに出て→言葉をイメージするような写真を撮る、という視点を制限しつつ、その中で想像力を働かせながら撮影するワークショップを行いました。言葉は、「おまかせツアー」という絵本から引用したり、子どもたちが発言したものを選びました。言葉を引き出すのに必然性を見いだしたかったのですがうまくいかず,,,でも子どもたちは思い思いに発言してくれて、「バブル!」とか「春」とか「ギザギザ」とか、どんな写真が生まれてくるだろうとわくわくするような言葉を持って外へ出ました。
春
バブル!?バルブ?
帰ってきたら、言葉と写真を結びつけて、その写真をプリントします。そしてアルバムに貼って、その反対側に言葉を書きます。
最後にみんなで発表会。
同じ言葉なのに、捉え方がまったく違ってて面白かったです。ただその場を撮るだけでなく、言葉から想像して撮影しているので、切り取り方にも気を配っていたり。固定概念が強い大人はなかなか撮れず、子どもは次々に「これも!あれも!」と言って撮影していました。
壊れてもいいカメラがあれば、ぜひ子どもたちに持たせてあげてください。
いろんなルールを作って、遊び方を発見できるはずです。写真を見ながら子どもの話しに耳を傾けると、その子が考えている深いところが見えてくるような気がします。